「明日はもっといい日になるね」 4歳女児から貰った感動する話

明日は

もっといい日になるね

by 4歳女児より感動する話

 

好きな言葉や名言に関する感想や体験

保育士をしていました。

小さな保育園で、
どのクラスの子どもたちも
自分のクラスの子どものように接していました。

晴れた日は外遊び、
雨の日はホールでみんなで活動。

一人一人のことがよくわかる保育園でした。

自分の担任するクラスに
いつもポワァ~ンとしている4歳の女の子がいました。

やわらかい雰囲気で、
ちょっと怖がりな一面を持つ、
あまり怒ることのない、
純真無垢な女の子でした。

友達とワイワイ遊ぶというよりは、
絵本を読んだり、お人形で遊んだり、
一人で遊ぶことの方が多い女の子でしたが、
だからと言ってお友達がいないわけではなく、
クラスのお友達とも楽しく過ごしていました。

どこか周囲を観察しているというか、
不思議な女の子でした。

そんな時、
自分にとってとても辛い出来事がありました。

今まで生きてきた人生の中で一番辛く、
もう二度と笑うことはできない、
人と接したくないと思っていました。

でも仕事には行かなければならず、
子どもたちの前では
何事もなかったかのようにしなければいけない。

そんな自分が保育士をしていて良いのだろうか、
これからもどんな顔をして子どもたちに会えば良いのか、
そんなことばかり考えて過ごしていました。

ある日の夕方、
他の子どもたちはお迎えが来て、
その女の子と自分の二人だけになりました。

不意に
明日はもっといい日になるね
とその女の子が言いました。

自分はそれを聞き、
涙がボロボロ流れてきました。

何も話していないその女の子に、
全てを見透かされたような気持になりました。

「ありがとう」
と言うのが精いっぱいでした。

それから何十年もたちますが、
今でもあの言葉は忘れられません。

一生大切にする宝物の言葉です。

北海道在住:30代後半女性

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